しがらみから開放されて童心に戻るひと時と過去との対話
私は輪廻転生を信じていますから、また次の生を授かった時に、思い切り回りの人たちに恩を返していこうと思っているのですが、一番の心残りは母親に対して「あなたの子どもでよかった」と、一言伝えることが出来なかったことです。
多くの人たちは臨終の際に、両親に向かって告げるべき言葉を持っていません。これは自分の子ども達にも伝えておかなければならない言葉だと思うのですが、人生の全てを肯定し、互いの存在を尊重し会うメッセージとして、「あなたの子どもでよかった」というその言葉が、自然に出てくるような家庭を作っておくことが、最も大きな人生の目的でもあるのでしょう。
それに気付かせてくれた父、母の存在に、今更ながら感謝するのです。
ラベル:人生