2008年05月15日

【線香の火を絶やさない生者の役割】

■母を見送った4日間と言う時間。
しがらみから開放されて童心に戻るひと時と過去との対話


 日本社会の慣習では、肉親の不幸にあった場合、その魂を送り出す儀式は何より優先する所作となります。この時から4日間、私は仕事から全く離れ、純粋に一人の人間として、亡き両親の子どもとして、その供養のために時を過ごしたのでした。

 死者を供養する葬式のプログラムというものは、その土地独自の風習があるものです。母が亡くなった私の郷里ではまず納棺から火葬を済ませ、その後、通夜や告別式を執り行うというものでした。

 亡くなった母は病院から家に運ばれ、そこで翌日の納棺、そして出棺を待つことになります。その間24時間線香の火を絶やさないのがしきたりで、必ず誰かが深夜でもその火を守る役割を担うのです。私はすぐにその役をかって出ました。
posted by 社長 at 17:07| ☁ | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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